処方箋に関するお知らせ

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更新日:2024年10月07日

【一般名処方への変更しています】

当院では、後発医薬品の使用促進を図るとともに、医薬品の安定供給に向けた取り組みなどを実施しています。現在、一部の医薬品について十分な供給が難しい状況が続いています。そして、10月より後発医薬品のある医薬品について、特定の医薬品名を指定するのではなく、薬剤の成分をもとにした一般名処方を行っています。

※一般名処方とは

お薬の「商品名」ではなく、「有効成分」を処方箋に記載することです。そうすることで供給不足のお薬であっても有効成分が同じ複数のお薬が選択でき、患者様に必要なお薬が提供しやすくなります。一般名処方にすることよって特定の医薬品の供給が不足した場合であっても、患者さまに必要な医薬品が提供しやすくなります。

ご不明な点などございましたら、当院職員までご相談ください。ご理解とご協力のほど宜しくお願いいたします。

【長期収載品の選定療養について】

2024 年の診療報酬改定により、同年 10 月から長期収載品の選定療養の制度が開始されま す。この制度は、患者さまのご希望を踏まえて長期収載品を処方した場合に、後発医薬品との差 額の一部を選定療養費として患者さまにご負担いただくものです。ただし、医師が、医療上の必要 性があると判断した場合や、後発医薬品の提供が困難な場合は対象外となります。

【先発品希望の方は】

一般名での処方では通常調剤薬局でジェネリック(後発医薬品)を処方されることになります。しかし、先発品を飲み慣れている、後発医薬品で副作用が出たことがある、他の薬との飲み合わせが気になる、などの理由で従来通りの先発医薬品を希望されるケースもあるかと思います。その場合はもらった処方箋を確認の上、窓口で先発品にしたい薬剤をお申し出ください。薬の供給の問題からすべてを変更することは難しいのですが、対応可能はものかどうか院長が判断して処方箋を変更することもあります。ただし、上記の理由等以外に患者さんの希望による先発品の変更は薬局での自己負担が増えることになりますので、ご了承ください。

 

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