うなぎの骨にご注意を!

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今年は7月に「土用の丑の日」が2回ありますし、こういった猛暑の時はうなぎを食べたくなる方も多いと思います。最近は学校給食でもうなぎの蒲焼きが提供されることがあるようで、うらやましいと思われる親御さんもおられるでしょう。注意していただきたいのは、うなぎの骨です。耳鼻科には「のどに魚の骨が刺さった」という患者さんが月に2,3名は来られます。ブリやアジの骨が多いのですが、うなぎの骨をかけるケースも少なくありません。柔らかいのに骨が引っかかるの?と思われる方もいるでしょうが、食べやすいのでついよくかまずに飲み込んでしまうのですね。小学生も高齢者も、うなぎの骨を引っ掛けて処置が必要になったケースは意外と多いのです。あわてて食べないように、家族の方が注意してあげてください。そしてもし、骨を引っ掛けたと思ったらご飯の丸のみなどせず(逆に骨を押し込んでしまいます)、なるべく早く耳鼻科を受診してください。

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