難聴は認知症のリスク
近年、多くの研究結果から難聴が認知症やうつ病の発症に深く関係していることが明らかになり、高い生活の質を保つためには聞こえが重要であることが注目されています。
難聴になると、さまざまな社会生活に支障を来します。
1)必要な音が聞こえず危険を察知する能力が低下するなど、生活上の影響が大きくなります。
2)家族や友人とのコミュニケーションがうまくいかなくなり、自身が無くなったりします。
3)社会的に孤立し、うつ状態に陥ることもあります。認知症の発症リスクが大きくなります。
聞こえづらい原因は、年齢や耳垢(耳あか)や中耳炎などのこともあり、これらを治療することで聞こえが改善することもあります。聞こえが良くなる方法があるかどうか、耳鼻咽喉科で診察を受けることが大切です。その上で、必要な方は補聴器装用などの手段を考えていきましょう。